きのくに漢方クリニック

統合医療世界中の体に優しい治療法を融合しています

統合医療 - 世界中の体に優しい治療法を融合しています
  • がんの方は、現在病院で受けている化学療法や放射線療法と併用できます。
  • 副作用がある治療法を受ける前に、体の作り直しを始めたい方にも最適です。
  • 糖尿病、高血圧、高脂血症、脳梗塞の後遺症など、がん以外のご病気の方にも、もちろん有効です。お薬を減らし、いずれ不要になる「真の健康への近道」をご案内します。
  • 「同じ治療が、今まで以上に効く身体」を作っていく治療法ともいえます。
  • あなたがご家族とともにご自宅で毎日できる、自己治癒力を高める治療法です。
  • 月2回程度の診察で、変化していくあなたに合わせ、最適な方法に修正しながら継続的に指導します。
  • 努力や我慢、特殊な器械が必要な、面倒な方法は採用しません。
  • 食事のみならず、生活全般の考え方から指導いたしますので、リバウンドしません。
  • ご遠方の方、体調不良のため受診が困難な方は、TV電話を用いた遠隔診療も可能です。
  • 漢方薬、サプリメント、ビタミンC点滴、温熱療法など補完医療についてもどうぞご相談ください。
  • ご家族からのご相談も大歓迎です。
  • 他院で受けている治療法に関するご質問にも可能な限りお答えいたします。
  • 安心な時間制均一料金です。

「体質改善指導」と「副作用のない治療」を融合した新たな統合医療のご案内

「標準的な、薬物治療」で終わっていませんか?
体調は、いいですか?

私は、標準的治療の良さも理解し、用いながらも、それ以上に、なるべく薬に頼らずに、自宅でできる治療を重視し、その実効性を高めるべく、一貫して取り組んでまいりました。

日本における癌治療は、抗癌剤や放射線など、副作用を伴う治療に偏っているのが現状です。
しかし、「抗癌剤・放射線頼り」では、それが効かなくなった時に、とても残念な結末を迎えることが、多くあります。

私は、このようながん患者さんの経過を、医師になって25年近く、たくさん見てまいりました。
どうすれば、副作用なく患者さんを元気にできるか?
「副作用のないがん治療」は、本当に不可能なのか?
抗癌剤が必要でも「もっと少ない量で、効く」ようにできないものか?
ある程度の量が必要でも、「もっと副作用少なく」治療ができないものか?

これを考え続けることは、私にとっては必然でした。

そして、副作用のない治療を中心に行うようになって、15年近くがたとうとしています。
患者さんの心身に合わせた最適な治療法の組み合わせによって、上記の課題は、ある程度解決できるようになりました。

それが、私のご提案する「統合医療」です。

きのくに漢方クリニックのがん統合医療プログラム

― 最後まで希望を失わず続けられる、納得の治療を ―

当院が重視している2つの事

  1. 患者さんの持つ自己治癒力を呼び覚まし、高めること。
  2. 副作用のないこと / 高い治療効果 / 高すぎない治療費  を高次元で満たすこと。

以下のような方は、ぜひご相談ください。

  • 副作用にお悩みの方
  • 安全な医療を希望される方
  • 通常の癌治療に疑問をお持ちの方
  • 「もはや治療法はない」と言われても、あきらめきれない方

具体的な治療法

A.薬を使わない治療
  • 丁寧な診察とカウンセリング
    (東洋、西洋両医学的観点から患者さんの全体像を多面的に把握した上で、ご本人が「納得できる」方向性を導き出します。)
  • 食事療法
    (味覚の改善から始めるため、無理がありません)
  • 心理療法
    (疑問や不安をなくしストレスを減らす為、対話を重視します)
B.副作用のない基礎治療
  • 栄養療法
    (食事療法で不十分な場合、サプリメントを併用いたします)
  • 漢方療法
    (保険適応の薬剤も、それ以外のものも、患者様にとってよいものを柔軟に取り入れています)
C.副作用の少ない化学(抗がん剤)療法
  • 経口化学療法、低用量化学療法
  • 血管内治療
    (世界最高峰のIGTクリニックで行います)
D.免疫賦活剤療法
  • クレスチン(カワラタケ(茸))内服
  • レンチナン(椎茸エキス) 注射
  • ピシバニール(胸水、腹水治療)注射
  • アンサー20(丸山ワクチン100倍液)注射
E.訪問診療(往診)(※きのくに漢方クリニックのみ)
  • 通院困難な場合でも、体に優しい癌治療を出来る限り行います。
F.その他
  • ビタミンC大量点滴療法
  • 高容量メラトニン
  • フコイダン(TaKaRa社製)
  • 免疫細胞療法

治療法の解説

A.薬を使わない治療 B.副作用のない基礎治療が、「体質改善」に該当するプログラムです。がん克服にはとても重要です。

できる限り自然な方法で治癒力を高め、正常な免疫反応が起こる体をつくります。
すでに抗がん剤や放射線治療でダメージを受けた方も回復が早まります。
他院で標準的化学療法を受けておられる方にも、お勧めいたします。
体内環境が正常に近づくことで、化学療法も、より少ない量で効果が出やすくなるからです。
より少ない投与量で治療できれば、副作用が少なくなります。
長い投与間隔で、長期にわたり治療できれば、それだけ同じ薬が長く使える、ということです。

A.薬を使わない治療 B.副作用のない基礎治療 を充実させても癌の進行が認められる場合、C.副作用の少ない化学(抗がん剤)療法を行います。
内服、低用量化学療法の場合、入院は不要です。
血管内治療の場合も、入院は数日ですむため仕事も続けられます。
通常量の抗癌剤点滴治療よりも副作用は確実に少なく、また高い効果が得られる場合も多々あります。
薬剤による強いストレスを体に起こさせないために、効果(体の素直な反応)が出やすいからです。

D.免疫賦活剤療法、E.訪問診療、F.その他 は、患者様の体調とご希望に合わせ、最適な組み合わせを提案いたします。

どの治療も、大病院はじめ、他の医療機関では十分に行われていませんが、当院では、
「治療は副作用なく行われるべき」であるという信念のもとに、
「薬の力よりも生命力の可能性に期待する」治療プログラムを組んでいます。

ご注意:

  • 通常の癌治療では主要な治療法とされている大量(通常量)化学療法は、当院では実施しません。ご希望の際は、専門病院をご紹介いたします。
  • 手術や特殊な処置が必要と診断した場合や入院を要する場合、速やかに適切な病院をご紹介いたします。

実例

当院で統合医療を受診されている患者さんの声をご紹介します。

FEさん 57歳男性
43歳のとき胃癌、50歳のとき腹腔内リンパ節転移(余命半年の告知)

6年前からIGTクリニックで田中先生の治療を受けています。
7年前にリンパ節再発がわかって、余命告知されたんですけど、抗癌剤を受けるのがいやで避けていました。
「副作用のない癌治療をしてくれる」とのうわさを聞いて、田中先生を受診しました。
「この経過なら、抗がん剤はしなくていいですよ」と言ってもらって、本当にありがたかったです。
でも同時に、「治るとは、変わること。今後やるべきことをちゃんとするのが条件ですよ」と、真剣な眼差しで言われました。当時はまだ会社に勤めていて、責任ある立場で部下も抱え、業績も今一つの時期だったのでかなりのストレスを日々感じながら生活していたのですが、先生に丁寧に指導してもらいながら、食事や生活の仕方を改善していきました。
先生は「脳がいい」「脳が悪い、おかしい」とよく言われます。「自分の体に負荷をかけるような考え方、却ってしんどくなるような考え方をするのは、おかしい」と。「そんなことをしている人が、体内で癌を減らしていくような体力を確保できるわけがない」と。
「仕事していたら、ストレスは当たり前」と思っていた私は、先生のおっしゃることがわかるまでに、何年もかかったように思います。
でも「そんな考えでやってきたから、何回も癌になったんや」と、今ではわかります。
直腸の手術をうけて以来、ずっと、夜中に下痢していたんです。「手術の後遺症だから仕方ない」と自分を納得させていましたが、田中先生に食べ方や食べ物、時間の過ごし方、ストレス処理の仕方などの指導と共に漢方治療も受けて、今では便を気にせず眠れるようになりました。体重も少しずつ増えてきました。
先生の治療を受けはじめて3年くらいたって、ふっと力が抜けて楽になった瞬間がありました。「ああ、頑張らんでも生きて行けているなあ」と。
後で聞くと、先生は、私の髪型が変わったことで、私がそれを口にする前から私の内面の変化をわかっていたそうです。
あれだけこだわっていた仕事も、退職を決断することができ、家族と過ごす時間も増えて、自分らしい人生を味わっています。そうすると不思議なもので、また新たに、昔の知り合いから仕事を頼まれました。
先生に相談すると、「経験を活かし、滅私奉公にならないように。自分の考えでなく「肉体」中心でやれるなら」との条件で、お許しをいただきました。今は過去の経験も活かして、新たな事業の立ち上げを任されています。
成人病センター(現・大阪国際がんセンター)には、今も2か月に1回受診しています。半年に1回CTも受けています。リンパ節は変化ありません。化学療法を勧めてくれていた担当医も、最近ようやく「健やかにお過ごしください」と言ってくれるようになりました。
体の発するメッセージが、大分わかるようになりました。
病気になる前より、心身ともに元気に過ごせています。
テニスが、うまくなってきました。「若いころのように」とはいきませんが、だんだん体が動くようになってきています。力が、抜けているのでしょう。それを伝えると、先生は、「それです」とおっしゃいました。

奥様のお言葉

今年、結婚30周年を迎えることができました。15年で癌になって、そこで終わっていてもおかしくなかったので、振り返るとしみじみとうれしいです。会話も増えて、キャッチボールができるようになりました。昔は私が何か言うと「黙っとけ!」って返ってくる感じだったんですけど(笑)。
お互いの考えの違いを、理解できるようになりました。
生きていてこそ、です。

TMさん 60歳女性
58歳 卵巣癌(腹膜播種)、乳癌

2016年のゴールデンウイーク前に、健診のエコー検査で卵巣がんの疑いがあるとの指摘を受け、すぐに近くの大病院を紹介、連休明けすぐに入院し両側卵巣と子宮の切除術を受けました。
しかしお腹に癌が残っているとのことで、そのまま1回目の化学療法を受け、退院となりました。
実はお腹の手術の前に、右乳房にも癌が見つかっていました。 「腹膜播種に対しTC(パクリタキセル+カルボプラチン)6クール、続いて乳癌に4クールの化学療法、その後、可能なら乳房切除術をする」 これが、術後私に提案された治療方針でした。
お腹の手術と1回目の化学療法を受けたものの、その当時の私の前途は、顔を上げて前を見る勇気が持てないほどの、遠い遠い道のりの始まりにしか過ぎなかったのです。
きのくに漢方クリニックを受診したのは、そんな先の見えない日々の中、2回目の化学療法を目前にした6月のことでした。 初診時、田中先生にいきなりこう訊かれました。
「生まれ変わりたいと思いますか?」 「今までの自分がかわいいなら、お腹に3kgもの癌があっても気づかない、鈍感なあなたで生きていくしかない。」
そうはっきり言われた私は、一瞬考えた後、こう答えたそうです。 「生まれ変わりたいです」
あまり記憶がないのですが(笑)。 実はこの会話の前に、私の話を聞いてくださった後、田中先生はまず、同席してくれていた娘に顔を向けて、このように言ってくれました。
「生活を支えてあげないと、厳しいと思います。お母さんに、余力を蓄えてもらいたいので」 独居だった私は、2日後には娘家族の家で同居を始めました。娘とお婿さんに、本当に感謝しています。 体力を底支えし全身状態を整えてくれる漢方薬治療も、化学療法の副作用を軽くするためのビタミンC大量点滴も効いていると感じます。とても楽に過ごすことができました。
それ以上に、田中先生が、毎回丁寧に全身を診察をしてくれた後、食事や生活、時間の過ごし方、病院の治療方針について下さる適切なアドバイスが、私をとても楽にしてくれました。 「Tさん、あなたは考えなくていいですよ。体調をよく感じて、私に伝えてください。そうして私が出す答を、そのまま実行してくれたらいいから。考えるのはすごく体力を使うから、そこは私に任せてください。」 とはいえ、抗癌剤は抗癌剤です。髪の毛は早くからすっかり抜けてしまいました。4回目、5回目になると、歯肉出血や、筋肉や関節、陰部など、全身のいろんな場所の痛みが出ました。足もめっきり弱ってしまいました。
卵巣癌の腹膜播種に対する6クールの治療を終えた10月。
当初の予定では、これから乳癌に対する4クールの治療が始まるところでした。
しかし、腹膜播種の4クールを終了した8月時点で既に、右の乳癌は3cmから1cmに小さくなっていました。 田中先生は言いました。
『乳腺外科の先生に「この時点で手術をしてください」とお願いしてください。』 私も、抗癌剤を続けられる自信がなかったので、先生の後押しを得て乳腺外科の先生に伝えたところ、意外とあっさりと受け入れてくださり、11月の手術が決まりました。 しかしここで、問題が発生しました。
乳房切除に当たり、田中先生ははっきりこう言われました。 「全摘してもらってくださいね。」 田中先生の勧める治療は、全摘、化学療法・放射線なし。
病院の先生の勧める方法は、温存術、化学療法・放射線療法あり。 田中先生は、「もし病院が全摘を受け入れていただけないようなら、全摘をしてくれるお医者さんを紹介します」とまで、言ってくれました。 「中途半端な治療は受けてほしくない。手術は、一つの臓器を失うのと引き換えに、それ以上のものを得る場です。」
「ご家族にも、この録音を聴いてもらって、再度よく考えてください」 実は私はこの時点で、先生のお勧めに従わず、一旦きのくに漢方クリニックとお別れするつもりでいました。「乳房全摘」に抵抗があったのです。 しかしよく考えた末、結局は、全摘術を受けました。
家族も皆、全摘を後押ししてくれました。 切除した乳癌は、組織診断では壊死しており、乳癌のための術前抗癌剤4クールを回避したことは大正解でした。
年が明けてから、再び、きのくに漢方クリニックに通い始めました。 「全摘を受けて、術後の放射線も回避出来ました。」 そう伝えると、先生はとても喜んでくれました。 しかしその後、2017年4月に、腫瘍マーカーの再上昇と腹水がまたでてきました。腹膜播種の再燃です。
前回と同じTC療法に、アバスチンを追加した化学療法を再開しました。 田中先生のご指導の下、「薬の量はなるべく少なく、投与間隔はなるべく長くとるように」病院の先生にお願いしながら化学療法を続けています。
術前も含め、TC療法は10回以上受けていますが、手足の痺れと脱毛以外の副作用はごく軽く、2.3日もすれば吐き気も治まって普通の生活が送れています。食欲もあって味もおいしく、体重も少しずつ戻ってきています。
5月に769あったCA125は化学療法を再開するとあっという間に正常化し、8月以降は8~11で安定しています。 田中先生の考えは、一貫しています。
①生きているのだから、改善の余地はある。
②しかしそのためには、今ある問題点は減らさなければいけない。
③②により、治癒力が高まり、副作用のある治療を必要最小限に出来る。
④時間を無駄にしない。 田中先生と二人三脚で統合医療を受けて1年半以上が過ぎますが、いまだに先生にはよく注意されます。
『Tさん、もっと「だらっと」してください。』
私は動きたい性質で、体調が悪い時ほど「運動しなきゃ」と思ってしまいます。「ぐうたらしている」のが悪いこと、と思ってしまいます。
でも田中先生は、「運動する余力があったら体に貯めておきなさい」とよく言われます。
時には叱られます。「アタマで体に無理させちゃダメ!」 「日々の生活が、余力をもって穏やかに送れる。それが何より大切なことです。」 田中先生が会って一言目に発した「生まれ変わる」とは、『自分の体が「わかる」私になる』ということです。
そうすれば、今の自分の体に合った行動をとれるようになる。食べものも、仕事も、運動も、人付き合いも。
去年までの私は、それができていなかったから、体に無理をかけ続け、3kgもの臓器を癌に侵された。そして、それに気づけなかった。 今私は、先生に褒められることがとても増えました。
便通や眠り、体の軽さや重さ、抗癌剤の後吐き気が出て、どのくらいで食欲が戻ってきたか、などを報告するたびに、
「良く気づいてくださっていますね。センスが磨かれてきましたね。」
「敏感な体であってこそ、食事療法も漢方もビタミンC点滴も、そして化学療法も、効くんですよ。」 癌は、おとなしくしてくれてはいますが、まだあるのでしょう。
化学治療も受けています。
それでも今私は、子や孫たちと、穏やかな生活を日々送れています。
家族でショッピングセンターに行った時に道端で転んでも、2日後には忘れています。骨も折れません(笑)。 「いつか死ぬ。でも今、生きている。」
「一日一日を調子よく生きて、それがひと月になり、1年になり、10年になる。それでいいじゃないですか。」 先生の言葉は、いつも私を楽にしてくれます。

 

引き続き、患者さんの経過を載せていく予定です。

 

受診までの流れ

ノートとペン
  1. まずこのページ全体を熟読してください。
  2. ご家族にもよく読んでもらってください。
  3. 田中の拙書「病気は脳がつくっていた」を、最低3回は熟読してください。患者さんを支えるご家族も、ぜひ繰り返し読み、健康な考え方を自分のものにしてください。
    これにより、ご指導がスムーズに進み、受診にかかる時間が短く=診療費が少なく済み、また同じ時間なら、より細やかな指導が可能になります。
    読むだけで、安心してよく眠れるようになる方も多いです。
    ※ 患者さんご自身で読むのが難しい場合は、音声データをご用意しております。(準備中)
  4. IGTクリニック/きのくに漢方クリニック/遠隔診療 のいずれかに受診予約をしてください。(初診は1時間、2回目以降は15分単位となります。)

受診までに以下の点を、まとめておいてください。

  • 病歴、主訴(今お困りの事)、お薬
  • 生活歴(仕事、家事、家族のお世話など)
  • 普段の食事内容(気を付けていることなど)
  • 便通
  • 睡眠

初診時に改めてお訊きしますので、詳細でなくてもかまいません。